イルカ
先週とある小さな街にイルカを見に行ってきました。
浜辺にはぽつんとカフェが一件。
めっちゃローカルな感じ。。。
早く着きすぎたのか、他に誰もいなくてカフェもまだオープンしてなくて、
とりあえず車の中で待つことに。
30分後。
カフェがオープンしたので先に朝食をとることに。
15分後。
いつの間にか、たくさんの人が浜辺に集合。
そしてイルカにあげる魚を買う為に長い列が・・・・。
どこから人があふれてきたの?っていう勢い。
ここにイルカが来るようになったのは1950年代。
カフェ前の浜辺で負傷していたイルカを人々が助けたのがきっかけで、イルカが集まるようになった。
それからほぼ毎日浜辺にくるイルカ達。
群で生活する彼らには、二代目リーダーがいる。
リーダーが毎回連れてくるメンバーを決めて何頭かまとまって来るらしい。
その日は2頭だけだった。
私達は餌をやるため長い列に並び、順番がきたら手のひらに魚をのせてイルカが口を開けるの待つだけ。イルカに触るのは禁止されている。
終わったらスタッフが『はい、次の人ー!』
って流れ作業かっ、おいっ。
ここではイルカの餌やりを管理しているスタッフが常駐。
餌やりのための小さな魚を$5で売りさばいてる。
カフェは餌やりに来た客を独占状態。(小さなカップコーヒーが$5もするの!)
彼らはぷかぷか浮いてるだけで、人間がくれる魚をひたすら食べるだけ・・・・。
この話を職場でしたら、いろんな意見が聞けた。
自分達で魚を取らなくていいからいいね。という人。
こういうやり方は自然界の動物に対してよくない。という人。
どこかに閉じ込めているわけではないから、餌やりぐらいいいんじゃない。という人。
他にもいろいろと。
私はあまりいい事だと思えなかった。
自然界に住んでいるのに、イルカは狩りをしなくなってしまうし、その群で生まれた子供たちは狩りの仕方が分からなくなる。
それに、自然界の動物を利用してのビジネスをしているのはよくないと思った。
イルカは誰のものでもないはずなのに、あたかも『我々のイルカだ』的な雰囲気がただよっていた。
毎日餌をもらいに来ているイルカは、はたして100%自然界のイルカって言えるんだろうか・・・。
うーん。
でも、これが悪くて、水族館のイルカはいいのか。
何が良くて何がだめか。
うーん(--;)
もしパーフェクトワールドがあるなら、
人間が動物を支配するのではなくて、共存できる。
そして人間が動物に害を与えない事がベストだと思う。
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