大地震から半年が経った今、
状況が大きく変わった事もあれば、何一つ変わらない事もある。
海外ではかなり日本が深刻な状況にある事と、なぜ政府がそれらの深刻な問題に対応していないのかが大きく報道されている。
福島原発周辺には今も多くの家畜や動物達が残されている。
政府が20キロ圏内の牛を殺処分した。
いろいろな問題がある。
その牛達を助けても誰が世話をするのか。エサ代もかなりかかる。
それに元のオーナーは、出荷できない牛を育てる気はないはず。
だからといって、わざわざ殺す必要はあるのか。
動物には罪はない。
牛の運命ってなんだろう。
人間によって産まされ、人間によってコントロールされ、人間に殺されていく。
これまでずっと人間に酷いことをされてきたのに、人間が来ると寄ってくる20キロ圏内の牛の写真を見て、悲しくなった。
同じ人間であることが申し訳なくて、命を絶たれた動物達がいる事実を知って、何もできなかった自分の無力さを痛感する。
この世界に自然に生まれて家族と暮らし、自然に死んでいく牛なんているのかと思う。
特に日本は国土が狭いくせに牛など大きな家畜を育てているため、みんなせまい牛舎や首を固定されたまま一生育てられていることを、どのくらいの日本人が認識しているのか。
広い草原でのんびりと草を食べて育つのではないことを知ってほしい。
簡単にお肉や牛乳が手に入る時代で、ありがたみさえなくなってしまう。
アルピニストの野口さんが福島原発20キロ圏内に行った時の様子を、写真と共に説明しています。
ぜひご覧になってください。
アルピニスト野口さん公式ブログ
また、私がボランティアでお世話になっていたFES DOGS HOMEさんのブログにも20キロ圏内の動物達に関する記事が載っていますので併せてご覧ください。
Family's Garden
そこには命があった痕がはっきりと残っている。
日本から遠い国、オーストラリアに住んでいても何かできることはあるはず。
まずはブログにてたくさんの情報を拡散できればと思う。
たくさんの動物ボランティア団体たちが手一杯の中、動物保護を続けてくれています。
私にも、あなたにもできることがあるはず。
他人事、見てみぬふりは一番残酷な事。
まずは、動物達の現状を知ってしっかり受け止めることが大事だと思う。
【原発10キロ圏内取材】飢えに苦しむ牛たち未公開映像 / 政府の的確な対応が求められる
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